• トップページへ
  • ページ上部へ

防水工事の耐用年数を種類別に解説!建物の資産価値を守りたい方必見

防水工事には、さまざまな種類があります。なるべく耐用年数の長い工事をしたくても、どれが適切かわからない方もいるでしょう。工事の種類によって、耐用年数が違う点に注意してください。

今回は、防水工事で建物の長持ちを目指す方のため、種類別の耐用年数を紹介します。こちらの記事を読めば、建物の状態を保ち、資産価値を守るヒントを得られるでしょう。

1.種類別防水工事の耐用年数

防水工事には、ウレタンやFRPなど4種類があります。それぞれ耐用年数も違うので、特徴とともに以下で見ていきましょう。

1-1.ウレタン防水は約8~12年

ウレタン防水は、液体状の防水材を塗装する工事です。一戸建てのベランダや、バルコニー、屋上、陸屋根などに用います。このような場所は雨ざらしになるため、雨漏り対策として使われる形です。

ウレタン防水の耐用年数は、約8~12年とされます。液体の防水材は施工に使いやすく、3回塗りで効果を発揮できるしくみです。およそ10年もつとわかれば、雨漏り対策として有用でしょう。

このようにウレタン防水は、防水材を使って建物内への水漏れを防ぐ形です。一般家庭にも、ベランダに使いやすいといえます。

1-2.FRP防水は約10~12年

FRP防水は、施工箇所にガラス繊維のマットを敷き、ポリエステル樹脂の塗装を進める施工形式です。主にマンションやアパートの屋上やベランダに用います。一戸建ての屋上にもFRP防水が可能です。

FRP防水の耐用年数は、約10~12年とされます。重いものが乗っても割れにくく、熱や薬品などによる変形リスクも抑制可能です。ポリエステル樹脂などのおかげで、雨漏りを効率的に防げます。

以上の点からFRP防水は、ウレタンよりも水から建物を守りやすいでしょう。熱や薬品にも強いため、さまざまな建物に対応できます。

1-3.シート防水は約10~15年

シート防水は専用機械や接着剤を使い、塩化ビニールやゴム製シートを固定します。主に商業施設やビルの屋上、アパートやマンションの共用部分に施工する形です。一般家庭にとどまらず、ビジネスシーンでも使われます。

シート防水の耐用年数は、約10~15年とされます。防水材を乾燥させる時間がかからないので、広範囲の施工も可能です。商業用の建物なら、工期やコスト短縮を目指せるでしょう。

このようにシート防水は、大規模な建物の防水対策として用いられます。耐用年数もウレタンやFRPより長く、維持管理にも役立つでしょう。

1-4.アスファルト防水は約15~20年

アスファルト防水は、施工箇所にリビングを貼り重ねる方法です。ルーフィングとは合成繊維不織布に対し、アスファルトをコーティングしたものです。ビルやマンションなどの高層建築物に用いられます。

アスファルト防水の耐用年数は、約15~20年です。クルマや人が通っても耐えられるほどの強度を誇ります。紫外線や水に強い点も見逃せません。

水だけでなく重さや紫外線への対策として、アスファルト防水が活躍します。耐用年数も防水工事としては長いといえますが、どちらかというと一般家庭より、高層の建物に使われるイメージです。

2.防水工事が必要なサインもチェック

建物によって、防水工事が必要なサインも異なります。
ここでは一般的な基準として、耐用年数や劣化などのサインを紹介するので、工期設定の参考にしてください。

2-1.新築や前回の防水工事からの耐用年数を過ぎた場合

耐用年数を超えたときは、建物の状態にかかわらず工事が必要です。建物には経年劣化があり、放っておくと、資産価値の低下につながります。ダメージを放置することで、住環境への影響も出るでしょう。

防水工事の種類によって、強度も耐用年数も違います。たとえばウレタン防水なら、約8~12年です。再施工の場合は、前回と同じ種類の防水工事を依頼してください。建物や場所によって最適な防水工事も違うとされるからです。

以上の点から耐用年数は、一般的な再施工の指標になります。新築の完成日や前回の防水工事日を覚えておき、そこから一定期間が過ぎていたら、施工依頼を考えてください。

2-2.耐用年数以内でも劣化が目立ちはじめた場合

耐用年数以内でも、建物の劣化が目立ちはじめたら、すぐに防水工事を考えてください。放置すると生活への影響や、事故などのリスクがあるためです。

たとえば建物のひび割れや雨漏り、水たまりができたら気をつけましょう。ほかにも防水シートの浮きや破れなども、要施工のサインです。放置するとダメージが広がり、住環境に影響が出ます。劣化が目立つ場合、早めの対処が欠かせません。

3.まとめ

まとめ

防水工事は、人々が建物を使いやすくなるために必要です。雨漏りを防ぐだけでなく、人が動いたり、ものを置いたりするときの安全性も問われます。その意味でも、防水工事は耐用年数に応じて、定期的におこなうことが必要でしょう。

「株式会社ナカヤマペイント」では、小牧・岩倉・犬山エリアを中心に、ベランダの防水工事を手がけています。こちらの雨漏りが気になる方のため、修理工事も受付中です。防水工事を検討中の方は、ぜひご連絡くださいませ。